KENWOOD HD30GA9 HDD換装 その11(メンテナンスモード)

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2ちゃんねるでメンテナンスモードについて報告がありましたので早速試してみました。

参考URL
KENWOOD HD20GA7/10GB7/30GB9/60GD9 50粒目(2009/09現在)


その前にお約束ですが
「記載内容が違うなどの場合でも、当方は責任を負いません。」
「またこの操作により使用できなくなる事も考えられます。自己責任において作業して下さい。」
よろしくお願いします。


まずは手順から
1.本体横のスイッチを「OFF」にして下さい。

2.モードは4種類あり、電源ボタンと指定のボタン同時に押したままにする。
AUTO TEST モード 複数のシステムテストを順番に行なう。 電源と中央ボタン同時押し
システム確認モード システムの設定や確認を行なう。 電源と左ボタン同時押し
USB接続モード システムを起動せずUSB接続を行なう。 電源と右ボタン同時押し
FlashROM確認モード Flash ROMの確認。 電源と下ボタン同時押し

3.本体横のスイッチを「BATT.ON」にして下さい。
各モードが起動したら、ボタンから手を離してください。



次に各モードの解説を(判る範囲ですが...)


AUTO TEST モード

様々なテストを順番に行なってくれます。
HDD換装や異常かな?と思った時に使えそうです。
テスト項目は以下の通り


○ステップ1 ROM確認

AUTO TEST
 RAM CHECK...
=== SDRAM(32M) TEST 1-2 Start ===
---------------------------------
  SDRAM TEST No.1
   PASS1
  SDRAM TEST No.2
   PASS2

「HD30GA9」本体のROMの状態を確認します。

○ステップ2 起動画面表示

通常の起動画面が表示されます。

○ステップ3 ハード及びファイル確認

AUTO TEST
 RAM CHECK...OK
 HDD CHECK...OK
 FLASH CHECK...OK
 VERSION CHECK...OK
 FLASH ROM CHECKSUM...xxxxxxxx
 FW01.DAT CHECKSUM...xxxxxxxx
 FW02.DAT CHECKSUM...xxxxxxxx
 HDD S/N :
TOSHIBA MK8025GALxxxxxxxxxxxxxxxx

ハード及びシステムファイルの状態を確認します。
ここで表示されているCHECKSUMの値はファイルが正しいか判定する為の値です。
また私の場合HDD換装をした後なので[HDD S/N]の値が換装後のHDDの情報となっていました。

○ステップ4 ボタン確認

AUTO TEST
 KEY CHECK...
 Push any key,
   then key Chack start

この画面で上下左右などのボタンを押下すると画面の色が変わります。
キー動作が正しいか確認できます。



システム確認モード

起動画面が通常と同じなので始め「アレ?」と思いますが、
システムが立ち上がると様々なメニューが表示されます。


○Initialize
初期化なのですが、どこまでの範囲なのか判りませんし怖いので試していません。

○DeleteLogFile
下で表示されている[HDD Various Time]などの情報を削除するようです。
こちらも試していません。

○Copy Settings
設定のコピーって...?動かなくなると怖いので使っていません。

○HDD Continuous Reading
選択項目が4つ表示されます。

 Stop HDD Reading
 Start HDD+1sector
 Start HDD+18milion
 Start HDD+36milion

どうやらHDDの先読み機能設定のようです。
ただ変更しても効果がでるかどうか...HDDへの負担が増えるので、そのままです。

○HDD Various Time
HDDの使用時間が表示されます。

 Continuous Reading Time
  [minute]
    0
 Total Operation Time
  [hour]
    0

Continuous Reading Time
先読み時間が設定されている場合、合計分数が表示される?

Total Operation Time
HDDが動いていた時間の総合計時間。(USB接続している時間も含む)
HDDの寿命判断の参考になるかな?

○Checksum
選択すると、しばらく「Wait a moment...」と表示されます。
その後システムファイルのChecksumが表示されます。

FW01.DAT xxxxxxxx
FW02.DAT xxxxxxxx
FW10.DAT xxxxxxxx
FW11.DAT xxxxxxxx


USB接続モード

「00000000 CONNECT TO USB CABLE」

不要なシステムを立ち上げないでUSB接続できるモード。
システムファイルの破損やHDDのクラッシュでチェックディスクを行ないたい場合などに便利?


FlashROM確認モード

Flash ROM Checksum
 Boot       xxxxxxxx
 Loader     xxxxxxxx
 Secure     xxxxxxxx
 Panic      xxxxxxxx
 Sraphic    xxxxxxxx

 Total      xxxxxxxx

システムが起動する為のファイル確認なのですが、正しい値が判らないと意味が無い...








通常はメンテナンスモードなんて必要ないですが、「故障かな?」と思った時すぐ確認できるのは便利です。
またHDDの稼働時間も見れるので一度確認しておくと良いかもしれません。